Webマーケティング

Webマーケティング、本当に必要なスキルとは

Webマーケティングに本当に必要なスキルとは・・・多くの記事がありますが、実際に集客する、売上をつくるということについて、基盤となる必要なことをお伝えします。

Webマーケティングで言われる必要なスキルはテクニックと混同される場合があります。

コピーライティング、画像撮影・加工、動画撮影・編集・・・、グーグルアナリティクス、Web広告、SNS運用・・・。

これらのテクニックは、もちろんスキルとも呼べますし、必要なことなのですが、それ以上に弊社で必要と決めているスキルがあります。

1.各媒体のポリシー理解

グーグル、YouTube、フェイブック、Instagram等のそれぞれの媒体には、ポリシーがあります。利用規約も定められているのですから、一読ではなく精読しておく必要があります。禁止行為などは当たり前のことですが、集客したいばかりに、グレーな部分を攻めてしまうと後で後悔することになってしまいます。

2.ビジネスモデルにおける役割と機能

Webマーケティングでビジネス全てが完結している場合は、そのビジネスモデルを理解しておくのは当然ですが、ビジネスモデルの一部としてWebマーケティングを使っている場合には、機能と役割があるはずです。
多くの場合は見込客を集客することや売上を上げることになりますが、そのためにSEOがあり、SNSがあり、広告がありというように、それぞれに機能があるわけですから、どのように使いこなせばいいのかということを明確にしておくことが必要になります。

3.Webマーケティングに関する数字と数値の関係

アクセス数やコンバージョン数、CPCやCPA等の数字や数値が、どのように関係しているかということを、理解しておかなければ、分析も確認も検証も不明瞭になってしまいます。
因数、定数・変数、関数等で因果関係や相関関係から推定や推計することで、次の施策に繋がっていきます。

4.プロモーション

Webマーケティングに限らず、マーケティング全般に言えることですが、プロモーションは重要です。値引や値引きのプロモーションが多いのは反応を獲得できるからではありますが、それだけではなく、季節や行事などのタイミングや特別な企画を立案することも必要になります。
昨今では、顧客やファンとのエンゲージを構築するという意味で、Webイベントを行うところも増えました。特にライブ配信はいつの間にかスタンダードになりました。
どのような企画を計画し、どのように予想や予測をするかということまでが、プロモーションと言えます。

5.マネジメント部門との連携・共有

Webマーケティングが一人や一つの部署やチームで完結する場合でも、社内の各部署との連携はあります。リストを獲得したらどうするか、売上確認や発送、クレーム対応に至るまで、Webマーケティングの予定や進捗などについてを、どのように共有して進めるかということは、マネジメント部門との連携と共有が必要になりますので、あらかじめ交渉や調整を行うことで、Webマーケティングがスムーズに進行します。
マーケティングのパワーが発揮されためには、マネジメント部門の協力が必須です。

6.総括報告

Webマーケティングは、継続的に行うものと一時的に行うものがありますが、月次や四半期、半期という節目はもとより、一時的なプロモーションは必ず成否を総括することが必要です。
ややもすると、失敗をリカバリーしようと次のプロモーションに取り掛かることで、失敗を省みないことになります。失敗したデータも、今後に活用できるデータなのですから、活かす工夫が必要です。
成功した場合は、その背景や要因などを次のプロモーションに活用するための共有やデータ化も必要になります。

この6つの項目について、スキルとして覚えることと使いこなせることが、Webマーケティングの基盤となり、それに加えて、様々なスキルやテクニックが備わることで、素晴らしい成果につなげることが出来ます。

記事作成:マーケティングコンサルタント 野元泰秀

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